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梅
家康である!
皆々、如何お過ごしであろうか。
梅雨の時期真っ只中。
湿度の高い日が続いておるが、
皆々、御体 疲れてはおらぬか。
かような時ほど
旬の食物がよい。
梅の雨と書いて
梅雨と申す様に
梅の時期である。
梅には 様々な効果があるが、
梅雨の疲れを とってくれるには
もっとも効果的な食物である!
一日一粒で良い。
儂も食しておる。
共に 梅雨から夏を楽しみつつ
乗り切ろうではないか。
本日も 多くのお客人が
ここ岡崎公園へお越しになられ
誠に有り難く、嬉しい限りじゃ!
本日も天下泰平を願う。
完成!遂に!
守綱記 第十三章「小牧・長久手の戦い」十
「やはり儂は鬼に縁があるようじゃな」
戦場まで後一丁、拙者はさらに強く馬の腹を叩く。
「はぁ!」
そして、拙者は槍を構え戦場に突撃する。
「うおおおぉぉ!」
勢い良く飛び出した拙者の馬に数名の足軽が吹き飛ばされる。
「ぐあっ!」
拙者は倒れた足軽たちには目もくれず突き進む。
目指すは唯一人。
そして、拙者の視界にその人物が入り込む。
異様な龍の兜をつけた騎馬武者。間違いない。
「鬼武蔵!」
拙者が大声で叫ぶと、鬼武蔵もこちらに気がつく。
「・・・また来たか、朱槍」
拙者は鬼武蔵の前で馬を止める。
「一応、『槍の半蔵』っちゅー字(あざな)があるんだがね」
拙者の言葉に鬼武蔵は鼻で笑う。
「覚えるまでもない。朱槍で十分じゃ」
「ほだら、嫌でも覚えさせたるわ・・・ん?」
そこで拙者は鬼武蔵の姿に違和感を感じる。
以前会った時とは印象が違うな・・・羽織か?
この時、鬼武蔵は真っ白な陣羽織を羽織っておりました。
「洒落た羽織を付けとるの~死に装束のつもりか?」
拙者の言葉に鬼武蔵は答える。
「いかにも。先の羽黒での敗北で、儂の羽柴軍での面目は丸潰れじゃ。此度の戦、死してでも羽柴軍が勝たせてもらう」
「ほうか、ほだら死んでくれ」
拙者がそう言うと、両者は睨み合い槍を構える。
一瞬の静寂の後、両者は駆け出す。
「いざ、勝負!」
「おう!」
・・・・・・・・・・つづく
守綱めも
一丁・・・約109めーとる
【半蔵】七夕…たなばた…ミクス‼︎
1日お疲れさんじゃったーー!
『平八郎忠勝記』岡崎まぜめんに行こう。
忠勝じゃ。
守綱記 第十三章「小牧・長久手の戦い」十一
「いざ、勝負!」
「おう!」
両者の間合いが詰まり、鬼武蔵の大きく振りかぶった一撃が拙者の頭上に迫る。
「がぁ!」
拙者は力強く鬼武蔵の一撃を払いのける。
そして、両者は間合いを取り馬を返す。
「ふぅー」
両者は一度息を整えた後、再度相手に向かって行く。
今度は拙者から仕掛ける。横薙ぎの一撃。
それを鬼武蔵はあえて自ら兜を突き出し頭で受け止める。
な!?
驚く拙者を余所に鬼武蔵の強烈な突きが拙者に迫る。
拙者は上体を反らし落馬しそうになりながらも何とかその攻撃を避ける。
「ぐっは!」
拙者は上体を起こすと、馬を進めて再び間合いを取る。
「はぁはぁ」
何ちゅう奴じゃ・・・。
拙者は改めて鬼武蔵の強さに圧倒される。
さて、どうしたもんかの・・・。
拙者が鬼武蔵の攻略に頭を悩ませていると突如一発の銃弾が鬼武蔵をかすめる。
「む!?」
お互いが銃弾の出所に目を向ける。そこには鉄砲足軽の伝蔵の姿がありました。
伝蔵は鬼武蔵を見据えたまま拙者に声をかける。
「お頭、ここは退きましょう」
「しかし・・・」
しかめっ面をする拙者に、伝蔵は視線を横に移し目配せをする。
?
伝蔵の視線の先、そこには永楽通宝の馬印の軍勢がおりました。
あれは、水野の軍か・・・。
拙者がそれを確認すると、伝蔵は頷く。
・・・そういう事か。
拙者は、伝蔵の意図をくみにやりと笑う。
仕方が無い。相手は『鬼』だからな。
拙者は馬を返し鬼武蔵に背を向ける。
「逃げるか、朱槍!」
正に鬼の形相で拙者を睨みつける鬼武蔵を余所に、拙者は馬を走らせる。
「ちっ!」
大きく舌打ちを鳴らす鬼武蔵。案の定、拙者の後を追って来る。
よし、かかった。
・・・・・・・つづく
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戦じゃ
皆々様ご機嫌よう。
晴れ
家康である!
皆々、如何お過ごしであろうか。
皐月においては、
季節外れの夏日。猛暑日。
かような気候は珍しく、
異常気象やらと申すのか
夏本番といった感じであったが、
梅雨の時期を迎え、
平年通りか、多雨であり、
日ノ本各地においては、
多雨により災害があり
心が痛い。
まだまだ油断はできぬ。
これ以上被害が出ない事をただただ祈るばかりじゃ。
曇り空と気温が低く、着物も一枚多く羽織る事が最近は続いておったので、昨日から本日の猛暑日。
やや油断しておったやもしれぬ。
演武において、滝のような汗に、ワシはようやく気が付いた。
本日が猛暑日である事を。
しかしながら、猛暑であろうと、
我が岡崎、
我が岡崎公園へお越しである皆々様の顔を見れば、
暑さも飛んでいくというもの。
暫くすると帰ってはくるが、、、またお客人を見ると飛んでいく。
皆々、この暑さにて、御体 疲れてはおらぬか。
くれぐれも自愛じゃ。
本日も 多くのお客人が
ここ岡崎公園へお越しになられた!
誠に有り難く、嬉しい限りじゃ!
今宵も天下泰平を願う。
まぜ参!
井伊日記〜夏の岡崎、熱し〜
守綱記 第十三章「小牧・長久手の戦い」十二
よし、かかった。
拙者はより一層馬に力を入れる。隣を走る伝蔵も必死で追いすがる。
「伝蔵、はよ走れ!鬼武蔵に殺されるぞ」
「わかってますって!」
山裾を駆ける二騎の騎馬武者と一人の足軽。
水野の軍勢まではもう間もなく。拙者は軍勢に向かって大声で叫ぶ。
「惣兵衛殿!」
軍勢の先頭、名前を呼ばれた騎馬武者―水野惣兵衛殿はこちらに顔を向ける。
「ん・・・半蔵殿?」
拙者は目で惣兵衛殿に合図を送る。
「鬼武蔵じゃ!」
「何!?」
拙者の言葉に惣兵衛殿が驚いている間に、拙者と伝蔵は水野の軍勢の中に駆け込む。
その直後、惣兵衛殿の掛け声が周囲に轟く。
「て、鉄砲隊、撃てぇ!」
凄まじい銃声と共に馬の鳴き叫ぶ声が聞こえる。
拙者はすぐさま振り返り鬼武蔵の方に目を向ける。
倒れた馬の近くで横たわる鬼武蔵。小刻みに体を震わせている。
拙者は馬を走らせ鬼武蔵の元へ近づく。
馬上から鬼武蔵を覗くと、見事に眉間に銃弾の穴があいている。
・・・終わった。『鬼』にしては呆気ない最期だったな。
拙者が片手で鬼武蔵を拝んでいると、突如素っ頓狂な声が聞こえて来る。
「お頭~」
声の主の方に目をやると、そこには弓を携えてこちらに向かって来る足軽の姿がありました。
伝蔵の弟・大蔵であります。
「お頭~置いて行かねぇでくだせぇ」
大きな体を揺らし、息を切らしながら拙者の元までやって来た大蔵に拙者は質問する。
「他の者たちはどうした?」
「直に来ると思いやす」
そう言った直後、倒れた鬼武蔵に気づく大蔵。
「おわっ、派手に死んどるな」
「鬼は死んだ。後は池田軍じゃ」
「池田軍なら、ここから東の方に旗印が見えましたぜ」
「・・・ほうか」
拙者は東の方角に目を向けると、二人の足軽の名前を呼ぶ。
「伝蔵、大蔵!」
「へい!」
大声で応える足軽二人。拙者は二人に視線を移す。
「もうひと戦いくぞ!」
「おうよ!」
拙者は二人の声を聞くと馬を駆ける。
目指すは、池田軍!
・・・・・・・・つづく
『平八郎忠勝記』夏の陣に出陣!
井伊日記〜熱血じゃんけん〜
祭りの後の…?
守綱記 第十三章「小牧・長久手の戦い」十三
目指すは池田軍!
しばらく馬を走らせると、他の足軽たちも合流して来る。
「お頭!」
「頭!」
声と共に戦列に加わる足軽たち。数名減りはしたが、元々の数とそれほど大差はない。
そんな我々の前に森長可の軍勢が立ちはだかる。
「鬼武蔵は死んだ。お主ら降伏せい!」
拙者の声に森軍の兵士達はうろたえ道を開ける。
時折、足軽が何人か向かって来るが、拙者や足軽たちによって一蹴される。
そうこうしている内に池田軍と思われる軍勢が拙者の視界に入る。
すでに徳川軍と交戦している様子。
あれか?
拙者は池田軍と思われる軍勢の旗印に目を向ける・・・白旗に白黒の段々模様。
間違いない、池田の軍じゃ。
拙者は、そう確信すると池田の軍勢に突っ込んで行く。
「行くぞぉ!」
「おー!」
拙者に続き足軽達も突撃を仕掛ける。
一人二人と拙者が槍で突き刺した敵を配下の足軽たちが討ち取って行く。
ちっ、雑魚ばっかりじゃな。
そこで拙者は大声を上げる。
「やあやあ、我こそは徳川軍足軽頭・渡辺半蔵守綱成り!腕に覚えのある者は掛かって参れ!」
拙者は名乗り口上をするも、皆交戦中という事もあってか拙者の声に応じようという者は誰もいない。
ちっ、つまらんの~。
そう思った矢先、拙者の前に一騎の騎馬武者が現れる。
歳は二十半ばくらい、整った顔立ちが名家の出を思わせる。
若武者は拙者を見据え名乗りを上げる。
「羽柴軍大将・池田勝入が嫡男・池田庄九郎之助」
・・・・・・・つづく
天高く青し
家康である!
皆々、如何お過ごしであろうか。
夏日であるな。
猛暑日であるな。
台風11号では、大変な
暴風雨により甚大な被害があったと聞く。
心が痛い…。
台風12号は、沖縄地方へ向かっておるとの事。
被害が出ない事をただただ祈る。
心より祈っておる。
今、館にて座しておるが、外から蝉の鳴き声が響いておる。
透き通る青空。
高く厚い雲。
走り回る子供たち。
風の流れが穏やかで
夕日と共に、涼しげな浴衣や着物を羽織り
団扇片手に歩く姿に、
夏の風景。
夏の風物詩。
風鈴の音に
耳を傾けておると
昼間の猛暑が嘘のように
暑さが飛んでいく。
皆々、この暑さじゃ。
御体大切にな。
自愛じゃ。慈愛じゃ。
本日、お逢いした皆々に
応援してくれておる皆々に
心より感謝申し上げる!!
今宵も天下泰平を願う。
『平八郎忠勝記』夏夏夏夏
我が背を越えて
皆々、如何お過ごしであろうか。
日中は日陰が良い。
陽射しを避ける為じゃ。
陽射しを避ける為じゃが
日陰の風も生暖かい。
うむ。
どちらも、暑い。
いや。
暑いとの思いが、暑さを増しておるのじゃ。
己に喝!
我に喝!
朝飯にカツ!
心頭滅却すれば、火もまた涼し
朝からカツも食せるというもの
武士たるもの、己の為に戦火を潜りぬけるのではない。
民の為に潜り抜けるのじゃ。
海をみよ!
山をみよ!
川をみよ!
森羅万象、全ての理は、そこにある!
心穏やかに、天命を待つ。
皆、御体大切にな。
皆、慈愛じゃ。
皆、「心」穏やかにな。
※心頭滅却し暑さを感じなくなった、そなた!
要注意じゃ!
喉の渇きを感じなくなったそなた!
さらに要注意じゃ!!
水分はこまめにとるように!!!
今宵も天下泰平を願う。